祝賀・ご長寿・敬老の日のお祝いに

吉祥・京紫おじゃみ座布団

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★日本には人生の節目をお祝いする習慣が沢山あります

時代が変わり、ライフスタイルが変わっても、洛中高岡屋はこうした習慣をなくしたくはないと思っています。長寿という人生節目のお祝いを、先人同様お祝いの色の上に座り人生を振り返り、更なる長寿へのスタートとされてはどうでしょう?

洛中高岡屋は「新たなる和~モダン和~」スタイルで新しい長寿へのスタートのお役に立ちたいと考えています。

祝寿とは還暦から始まるお祝いの年回りで、これからも健やかな生活を送り、より長寿を祈願するものです。

★御長寿お祝い早分かり表

  年齢 理由
還暦 60歳 十干十二支が一回りし、生まれた年の干支にもどること
古希 70歳 「人生七十古来稀也」という唐の詩人杜甫の詩にちなんで
喜寿 77歳 「喜の字の祝い」ともいい、草書で「喜」の字を書くと「七十七」にみえるところから
傘寿 80歳 「傘」の略字が八十と分解できるため
米寿 88歳 「米」の字が八十八と分解できるため
卒寿 90歳 「卒」の略字が九十と分解できるため

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★紫は古代より、高貴な色とされてきました

京紫

たとえば、漢の武帝は紫を他の者の使用を禁ずる「禁色」としました。ギリシャ・ローマ帝国や中南米の貝紫は、ひとつの貝からごくわずかな量しか染料が採取できなかったため、珍重されたといいます。

そして日本でも、聖徳太子によって制定された冠位十二階で最高位に当たる「徳」の色を紫としました。さらに、平安時代の随筆家である清少納言は『枕草子』のなかで、「すべて、なにもなにも、紫なるものは、めでたくこそあれ」と記しています。このように、紫は世界中で畏敬の念をもって愛された色であることがわかります。

そして、昔は紫の夜具は紫の色が褪せやすい、色落ちしやすいところから、これを使うと病気が落ちる=治るという言い伝えがあり、無病息災を願って子から親に贈られるともいわれています。

洛中高岡屋では京都市産業技術研究所の資料のもと、現代によみがえらせた京紫をカラー提案させていただき、この京紫を当社の職人が心を込めて座布団に仕上げました。

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座布団
座布団

★還暦(かんれき)

還暦とは、干支が一巡し、起算点となった年の干支にふたたび戻ること。またその年、年齢。かつては魔除けの意味で産着に赤色が使われていたため、再び生まれた時に帰るという意味で、本人に赤色の衣服(頭巾やちゃんちゃんこなど)を贈って祝う習慣がある。

★古希(こき)
古希(元の用字は古稀)は70歳のこと。唐の詩人杜甫の曲江詩「人生七十古来稀」に由来するという。古希は数えの70歳(=満69歳)のこと。古来は70歳まで生きるのは希であったことから、長寿の祝いとされている。祝い方は還暦と(それ以降のものとも)同じだがお祝いの色は、紫色

★喜寿(きじゅ)
喜寿は草書で「喜」の字を書くと「七十七」に見えるところから、77歳の祝いのことを言う。お祝いの色は古希と同じで、紫色

★傘寿(さんじゅ)
「傘」の略字が八十と分解できるところから、80歳の祝いのことを言う。お祝いの色は、黄色

★米寿(べいじゅ)
「米」の字が八十八と分解できるところから 、88歳の祝いのことを言う。お祝いの色は傘寿と同じく、黄色

★卒寿(そつじゅ)
「卒」の略字が九十と分解できるところから 、90歳の祝いのことを言う。お祝いの色は傘寿・米寿と同じく、黄色